「ブログサイトのプロフィールと運営者情報って書かなくてもいい?」
「運営者情報って何を書けばいいの?」
このような疑問を解決します。
ブログサイトにおいて、プロフィールと運営者情報はとても重要です。
なぜなら、読者に対する記事の信頼性の証明や特定商取引法を順守するために必要となるからです。

意外とプロフィール情報を見ている読者は多いんです!
ブログに興味を持ってもらえるように必ず設置しましょう!
この記事では、プロフィールと運営者情報を設置する理由から、スグ使えるテンプレートも紹介します。
プロフィールはおろそかにしやすい要素ですが、設置による効果を理解して有効活用してください!
ブログにおけるプロフィール・運営者情報とは?

はじめにプロフィールと運営者情報の違いを解説します。
言葉の意味合い的には似ていますが、役割は異なるので覚えておきましょう。
- 【プロフィール】執筆者の人物像
- 【運営者情報】ブログの責任の所在を示す
前者は記事を書いている人物に関する情報で、後者はサイト運営者や企業の情報です。
なぜこの2つの情報が重要なのか見ていきましょう。
プロフィールと運営者情報の重要な3つの理由

プロフィールと運営者情報が重要な理由は次の3点です。
- 読者との信頼関係をつくる
- ブログの専門性や個性を伝える
- 特定商取引法に順守する

運営者情報は意外とおろそかにしがちですが、SEO的にも重要なので必ず設定してください!
読者との信頼関係をつくる
プロフィール情報は、読者に信頼できるサイトと認識してもらうために重要です。
読者はだれが書いているかわからない情報は、信用できるのか不安に感じます。
プロフィールで人物像を伝え、運営者情報で責任の所在を明らかにしておくと、読者は安心して記事を読めます。
著者が読者から興味を持ってもらえると、ブログのファンになり商品を購入してもらいやすくなるのも大きなメリットです。
ブログの専門性や個性を伝える
プロフィール情報などで、著者の専門性の高さを示せると読者は記事の情報を信頼しやすくなります。
なぜなら、記事で題材にしている経験や実績を示せると、その題材に対する専門性を証明できるからです。
たとえば、匿名の人と税理士の「税金のノウハウ記事」があった場合、どちらの記事を信用するかは明白ですよね。
専門性を示すと記事の内容の説得力が増し、商品の購入などの成果に繋がります。
特定商取引法に順守する
運営者情報は特定商取引法に順守するために必須です。
ブログサイトで商品やサービスを販売する場合、特定商取引法に基づき、運営者の情報を開示する必要があるからです。
特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。 具体的には、訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールと、クーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。
引用元:特定商取引法ガイド 特定商取引法とは
特定商取引法は消費者を守るための法律であり、違反すると罰則の対象となる可能性があります。
法律を順守するためにも、運営者情報の記載は重要な義務です。

この後、具体的なプロフィールと運営者情報の書き方を解説しますね!
プロフィールに載せる情報

はじめにプロフィールに載せる情報を解説します。
【プロフィールに載せる情報】
・名前(ニックネーム可)
・プロフィール画像
・肩書き(経営者、教授、会社でのポジションなど)
・保有資格
・経歴や実績
・ブログのテーマや内容
・ブログを始めたきっかけや想い
・読者へのメッセージ
・SNSアカウント
名前以外は任意ですが、取り扱う商材に関する経歴や実績があれば積極的に取り込みましょう。
例えば、金融関連の商材ならファイナルシャルプランナー、ダイエットなら管理栄養士といった資格を示せると効果は絶大です。
またSNSを運用している場合は、固定ファンになってくれるかもしれないのでSNSアカウントも載せるのおすすめです。
プロフィールのサンプル
下記は実際に公開しているプロフィール文のサンプルです。
具体的な経歴や数字を使って実績を示すと説得力が増して好意的な印象を与えます。

プロフィールの作り方
プロフィールはWordPress左メニューの「ユーザー」から設定できます。
自身のアカウントの編集画面で「プロフィール情報」という項目に入力しましょう。

プロフィールはフッターに設置
プロフィールは、記事のフッターに表示させましょう。
理由は、運営者情報と同じで読者に記事を読んでもらうのが最優先だからです。
読者が記事を読む最大の目的は、読者の疑問や悩みを解決する点です。
記事途中やサイドバーにあると、邪魔になる可能性があるのでプロフィールは読み終わった後に表示されるフッターに設置しましょう。

当サイトでは下記のように記事の最後に設置しています。

プロフィールを記事下に設置する方法
はじめにWordPress左メニューの「外観」の「カスタマイズ」を選択します。
その後は次の手順に沿って設定してください。
- 「投稿・固定ページ」を選択
- 「記事下エリア」を選択
- 「著者情報エリアの設定」にある「著者情報を表示」をチェック
- 「著者情報エリアのタイトル」を「この記事を書いた人」に設定し「公開」
次は実際の画面をまとめた画像です。


これですべての記事下に記事作成者のプロフィールが表示されます!
運営者情報に載せるべき情報

つづいて運営者情報を解説します。
運営者情報に最低限必要な情報は次のとおりです。
【運営者情報に載せる情報】
・名前(ハンドルネーム可)
・ブログ名
・サイトURL
・運用目的
・お問い合わせ(お問い合わせフォームやサイト用のメールアドレス)
個人ブログであれば上記の情報があれば問題ありません。
運用目的はブログを何のために運用しているかの説明です。
読んでもらった人にどんなメリットがあるのかを説明できると良いでしょう。
場合によっては載せるべき情報
また、場合によっては次の情報も載せるのもありです。
・所在地(法人の場合)
・自己紹介文(属人性の高いブログの場合)
自己紹介文は、ブログで取り扱う商材に関する情報を載せると効果的です。
例えばFXを商材とした場合、トレード歴や失敗談、実際に稼いだ運用実績があると信頼感が増します。

特に取り扱いジャンルに精通している人の、経験談や実績は大きな武器になるので積極的に発信しましょう!
「この人から学びたい!」と、固定ファンになってくれる可能性もありますよ!
運営者情報のサンプルとテンプレート
具体的に運営者情報をどのように書けばいいか、イメージしやすいように運営者情報のサンプルを作成しました。
サンプルを見たい場合は次のタブをクリックしてください。
運営者情報のサンプルをみる
H2見出し:基本情報
サイト名 | 株式会社ゐろて |
---|---|
運営者 | 松岡かほり |
サイトURL | https://irote.net/ |
サービス概要 | SEOライティングのコーチングサービス |
H2見出し:運営目的
当サービス「記事トレ」は、AI時代でも埋もれない、本質的なSEOライティングスキルを求めるブロガーを支援します。
サービス提供のきっかけは、やる気はあるけれど成果が出ず悩むブロガーが多く、一人でも多く正しい進め方で成功してほしいと思ったからです。
月間売上8桁の実績を持つプロのアフィリエイターが、AI活用とマーケティング思考を融合した実践的なコーチングを提供します。
受講していただけた全員が成功できるよう、これまで培った経験と知識で全力サポートします!
H2見出し:お問い合わせ
◯◯◯◯@gmail.com
テンプレートも用意しているので参考にしてくださいね。
サンプルはSWELLテーマのテンプレートになります。
運営者情報のテンプレート
<!-- wp:heading -->
<h2 class="wp-block-heading">基本情報</h2>
<!-- /wp:heading -->
<!-- wp:table -->
<figure class="wp-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><th>サイト名</th><td>株式会社ゐろて</td></tr><tr><th>運営者</th><td>松岡かほり</td></tr><tr><th>サイトURL</th><td><a href="https://irote.net/">https://irote.net/</a></td></tr><tr><th>サービス概要</th><td>SEOライティングのコーチングサービス</td></tr></tbody></table></figure>
<!-- /wp:table -->
<!-- wp:heading -->
<h2 class="wp-block-heading">運営目的</h2>
<!-- /wp:heading -->
<!-- wp:paragraph -->
<p>当サービス「記事トレ」は、AI時代でも埋もれない、本質的なSEOライティングスキルを求めるブロガーを支援します。</p>
<!-- /wp:paragraph -->
<!-- wp:paragraph -->
<p>サービス提供のきっかけは、やる気はあるけれど成果が出ず悩むブロガーが多く、一人でも多く正しい進め方で成功してほしいと思ったからです。</p>
<!-- /wp:paragraph -->
<!-- wp:paragraph -->
<p>月間売上8桁の実績を持つプロのアフィリエイターが、AI活用とマーケティング思考を融合した実践的なコーチングを提供します。</p>
<!-- /wp:paragraph -->
<!-- wp:paragraph -->
<p>受講していただけた全員が成功できるよう、これまで培った経験と知識で全力サポートします!</p>
<!-- /wp:paragraph -->
<!-- wp:heading -->
<h2 class="wp-block-heading">お問い合わせ</h2>
<!-- /wp:heading -->
<!-- wp:paragraph -->
<p>◯◯◯◯@gmail.com</p>
<!-- /wp:paragraph -->
運営者情報の作り方
運営者情報は固定ページで作成しましょう。
今回はSWELLテーマを使って作成手順を解説します。
WordPressで固定ページを新規作成
WordPress左メニューの「固定ページ」>「固定ページを追加」を選択します。
ページ作成ページが開くので、タイトルを「運営者情報」と入力しましょう。

運営者情報の入力
次に本文情報の入力です。
先ほどのテンプレートのコードを「コードエディター」上で貼り付けます。

「基本情報」、「運営目的」、「お問い合わせ」の見出しが作成されるので、サンプル情報を自身の運営情報に書き換えましょう。
書き換えが完了したら「公開」ボタンをクリックして完了です。
設置場所はサイト下部のフッター部分
運営者情報の設置場所は、サイト下部のフッター部分に設置します。
下部の理由は記事を読んでもらうのが最優先で、運営者情報を目立たせる必要がないからです。

運営者情報はいつでも観覧できる状態にしておけば問題ないので、サイト下部に設置しておきましょう。
運営者情報の設置方法
運営者情報は、WordPress左メニューの「外観」から「カスタマイズ」から設置します。

- 左メニューの「メニュー」を選択
- 「フッター」を選択(フッターがない場合は「メニューを新規作成」で「フッター」を作成)
- 「項目を追加」を選択
- 「固定ページ」を選択
- 固定ページに作成済みの「運営者情報を選択」
次は実際の画面をまとめた画像です。

プロフィールと運営者情報を作成する時の注意点
最後に運営者情報とプロフィール作成時の注意点を解説します。
- 絶対に嘘はつかない
- 個人情報は不要
- 自分語りをやりすぎない
絶対に嘘はつかない
プロフィールや運営者情報に嘘の情報を記載するのは絶対にやめましょう。
嘘が発覚した時に読者の信頼を大きく損なう行為で、虚偽情報の掲載は法に触れる可能性もあります。
正直かつ誠実に情報を伝え、読者との信頼関係を構築しましょう。
個人情報は不要
運営者情報を記載する際に、本名や住所などの個人情報を詳細に公開する必要はありません。
特に個人でブログを運営している場合は、プライバシー保護の観点から公開する情報は慎重に選びましょう。
法人だと所在地などの公開が必要ですが、個人運営ならお問い合わせ先はメールアドレスで十分です。
自分語りをやりすぎない
経歴や実績の自慢など、過度な自分語りはやめましょう。
読者が不快感を示しファンどころか、二度と読んでもらえなくなります。
プロフィールは、あくまで読者にブログの内容や著者の人物像を伝えるのが目的です。

自分語りはほどほどに、必要な情報を簡潔にまとめるように心がけましょう。
まとめ
ここまでプロフィールと運営者情報の重要性や設置方法を解説してきました。
最後に記事の内容をまとめます。
・「プロフィール」はブログを書いている人物に関する情報
・「運営者情報」はサイト運営者や企業の情報
・「プロフィール」と「運営者情報」は必ず設置する
・運営者の強みや魅力を伝えれば固定ファン獲得につながる
・プロフィールで自分語りをしすぎない
ブログにおけるプロフィールと運営者情報は、読者と著者の距離を縮め、ブログの個性を伝える重要な要素です。
ブログで商品やサービスを販売する場合は、特定商取引法を順守する意味でも重要です
今回お伝えした情報を参考に、ブログの魅力アップにつながるプロフィールと運営者情報を作ってくださいね!