私自身が実際に愛用している便利な無料プラグインを10個ご紹介します。
それぞれのプラグインについては、使用頻度や汎用性をもとに重要度を「高・中・低」の3段階に分けて解説しています。
「とりあえず入れておけば間違いなし!」という鉄板から、「これはニッチだけど手放せない…!」という隠れた名品まで、リアルに役立つラインナップを厳選しました。
ぜひ、あなたの作業環境にも取り入れてみてください!
重要度
ここで紹介しているプラグインはSEO対策やサイト管理において、とても重要なプラグインです。

必ず全てインストールしておいてくださいね!
All In One WP Security


WordPressサイトのセキュリティを総合的に強化するプラグインです。
ログイン保護、ファイアウォール、ファイル改ざん検知、スパム対策、2段階認証など多彩な機能があり、初心者から上級者まで幅広く対応しています。
サイトの乗っ取りや不正アクセス、スパムコメント、マルウェア感染など、あらゆるセキュリティリスクからサイトを守りたい場合に有効です。
特に複数のセキュリティ対策を一括で導入したいときに便利です。
WEBサイトは流入が増えるほど、スパムも増えます。必ず入れておきましょう。
XML Sitemap & Google News


XMLサイトマップとGoogleニュース用サイトマップを自動生成するプラグインです。
これを入れていないと、なかなかGoogleにインデックス(認識)されません!
マルチサイトや多言語サイトにも対応し、動的にサイトマップを生成します。
検索エンジンやGoogleニュースに記事を素早く・正確にインデックスさせたいとき、または大規模サイトや多言語サイトでサイトマップ管理を自動化したい場合に役立ちます。
SEO SIMPLE PACK


SEO対策に必要な基本的なメタタグ(タイトル、ディスクリプション、OGPなど)を簡単に出力できるシンプルなSEOプラグインです。
各ページごとに細かく設定できます。メタタグはSEO的にも重要な設定になるので必ずインストールをお願いします。
SEO対策を手軽に始めたい、複雑な設定を避けて最低限のSEO管理をしたい場合や、SNSでのシェア時に適切な情報を表示させたい場合に便利です。
EWWW Image Optimizer
EWWW Image Optimizerは、WordPressサイトにアップロードする画像を自動で圧縮・最適化し、ファイルサイズを小さくする画像最適化プラグインです。
画質をほとんど落とさずに画像を軽量化できるため、サイトの表示速度向上に直結します。
新規アップロード画像だけでなく、すでにアップロード済みの画像も一括で最適化できるのが特徴です。
さらに、画像のリサイズやExif等の不要なメタデータ削除、WebPなど次世代フォーマットへの変換、画像の遅延読み込み(Lazy Load)など多機能です。
SEOにおいてページ表示スピードは需要なので、必ず入れておきましょう!
重要度
ここで紹介するのは「あったら便利だよ!」というプラグインです。
無くても問題はないけど、記事作成やサイト管理を効率的にできるプラグインです!
必要に応じてインストールしてください。
PrettyLinks


長いURLを短く、ブランディングされたリンクに変換できるリンク管理プラグインです。
リダイレクトやクリック計測、リンクの自動置換、カテゴリ分けなど多機能です。
アフィリエイトリンクやSNS用の短縮URLを作成したいとき、リンクのクリック数を計測したいとき、リンク管理を効率化したい場合に役立ちます。
すでに登録しているリンクを呼び出すのにも便利です。
Search Regex


WordPressサイト内の投稿・ページ・カスタム投稿・コメントなど、記事内に含まれる文字列に対して検索・置換ができるプラグインです。
サイト移転時のURL一括置換や、大量の記事内容の修正、特定条件のデータ抽出・編集など、大規模なデータ修正作業を効率化したい場合に最適です。



私は手放せないプラグインです!
UpdraftPlus


WordPressサイトのバックアップ・復元・移行を簡単に行えるプラグインです。
スケジュール設定や多様なクラウドストレージへの保存に対応しています。
サイトのトラブルやサーバー障害、アップデート失敗時の復元、サーバー移転など、万が一に備えて定期的なバックアップを自動化したい場合に役立ちます。
Simple Post Notes


投稿・固定ページ・カスタム投稿の編集画面に、管理用の簡単なメモを追加できるプラグインです。
メモは一覧画面にも表示可能で、ショートコードでフロントにも出せます。



記事のターゲットキーワードやキーワードボリューム数をメモしておくと、記事管理に便利です。
複数人で記事を管理する際の引き継ぎメモや、下書き・公開前の注意事項の共有、記事ごとのタスク管理など、編集作業の効率化に役立ちます。
※Simple Post Notesは検索で出てこない場合があります。その場合はこちらからDLできます。
Broken Link Checker


サイト内外のリンク切れ(404など)を自動で検出し、管理画面やメールで通知してくれるプラグインです。
リンクの修正や削除も簡単に行えます。



参考元や引用元が削除されてると、すぐに発見できるので重宝しています。
SEOやユーザー体験の向上のため、リンク切れをすばやく発見・修正したい場合に特に重宝します。
重要度
無くてもいいけど、話題になっているプラグインなので紹介します。
Website LLMs.txt


生成AI(ChatGPTやPerplexityなど)向けに最適化された「LLMs.txt」ファイルを自動生成するプラグインです。
重要な公開URLをリスト化し、AIへの情報提供を効率化します。
AI時代において自サイトの情報をAIに正確に認識・活用してもらいたい場合や、SEOだけでなくAI向けの露出も強化したい場合に有効です。
ただし、これを導入したからといって、AI over viewなどで表示されやすくなるわけではありません。
プラグインのインストール方法
WordPressのダッシュボードからプラグインの管理画面を開きます。




検索フォームに、プラグイン名をコピペして検索しましょう。
※手入力だと半角スペースなどでうまく検索結果に出ない場合があります。




インストールが完了すると、有効化のボタンが出るので有効化しておきましょう。


プラグインの無効化や削除は、プラグイン管理画面でできます。
まとめ
プラグイン名 | 主な機能 | 主な活用シーン |
---|---|---|
All In One WP Security | 総合セキュリティ対策 | サイト全体のセキュリティ強化 |
XML Sitemap & Google News | サイトマップ自動生成 | 検索エンジン・Googleニュース対策 |
SEO SIMPLE PACK | 基本的なSEOメタタグ出力 | シンプルなSEO対策 |
EWWW Image Optimizer | 画像を軽量化 | SEO・ユーザー体験の維持 |
PrettyLinks | リンク短縮・管理・計測 | アフィリエイト・SNS・リンク管理 |
Search Regex | サイト内の文字列一括検索・置換 | 大規模なデータ修正・移転作業 |
UpdraftPlus | バックアップ・復元・移行 | サイト保守・トラブル対策 |
Simple Post Notes | 投稿ごとの管理用メモ | 記事管理・情報共有 |
Broken Link Checker | リンク切れ検出・通知 | SEO・ユーザー体験の維持 |
Website LLMs.txt | LLMs向けURLリスト自動生成 | 生成AI時代の情報発信・AI最適化 |